ロケットランチャー
「 | 俺がこのチームに入ったのは貴様のような蛆虫をブッ飛ばすためだ。
聴く
— ソルジャー
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」 |
ロケットランチャーはソルジャーのメイン武器です。典型的なロケット推進装置で側面には金属の出っ張りがついており、大きく広がった砲身の排気口が特徴です。
この発射機はロケットを最大4発まで装填可能で、発射物は秒間1100ユニット分のスピード(おおよそ時速47マイル)で飛んでいきます。発射したロケットは重力などの影響を受けず真っ直ぐに飛んでいき敵や何らかの物体に当たると爆発を起こし、その範囲に巻き込んだ相手へダメージを与えます。また、与えるダメージは爆心地から離れることよって徐々に減少します。通常ロケットの弾は長距離だと威力が減衰してしまいますが、クリティカルロケットは距離による威力の減衰がありません。
爆発は相手を吹っ飛ばす(ノックバック)効果があり、練習を積めば吹き飛んだ相手に砲撃を連続で叩き込む(空中コンボ・ジャグリング)ことも可能です。高く吹き飛ばせば着地したときに落下ダメージも与えるおまけも付いてきます。ノックバック効果は自爆ダメージによって自身にも例外なく受けられるので、それを利用すればロケットを真下の地面に発射して自分自身を高く打ち上げる「ロケットジャンプ」も繰り出せます。さらに、しゃがみながら同時にジャンプをすればより高く飛んでいきます。このテクニックを応用すれば、他のクラスよりも素早く目的の地点に到達することも可能なのです。
ダメージ
- 基本ダメージ: 90
- 最大値: 125% (112ダメージ)
- 最小値: 53% (48ダメージ)
- 爆発ダメージ減衰: 爆心より2.88ユニットごとに-1%、最小50%ダメージ(144ユニット=9フィート)
- 爆発範囲: 9フィート(144ユニット)
- 近距離: 105~112
- 中距離: 50~90
- 遠距離: 45~60
- ミニクリティカル: 122
- クリティカルヒット: 270
- (爆風~3ft/1m:226、爆風~6ft/2m:140)
- ロケットジャンプ自爆ダメージ: 27~46 (クリティカル時も同じ)
- 通常自爆ダメージ: 27~89 (クリティカル時も同じ)
中距離は、2Fortのメイン・リスポンシャッター前から反対側真正面2階の壁までの範囲、遠距離は、2Fortの水路と橋を挟んで、お互いに壁を背にした距離です。基本ダメージは512ユニットの距離での初弾による与ダメージ、最大値はゼロ距離(密着)、最小値は1024ユニット以上の距離から計測された与ダメージです。爆発によるダメージの変化については、敵のヒットボックスの中で一番大きい部分のそばで爆発させればダメージをたくさん与えられ、その部分が爆心から離れればそれなりにダメージが下がります。また、プレイヤーモデルの中心点で爆発させれば最も多くのダメージを与えられます。つまり爆発ダメージの差異はヒットボックスの位置によって左右されることになります。[コミュニティ調べ]
動作時間
- 攻撃間隔: 0.8
- リロード開始: 0.8
- 連続リロード: 0.92
リロード開始時間はロケットを一発込めるのにかかる時間、連続リロード時間はロケットを一発込めたあと更に連続で込める間隔のことです。また、すべての時間は秒単位です。時間はコミュニティによるテストによって正確かつ大まかに計測されました。
実演動画
関連実績
ソルジャー
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パイロ
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ヘビー
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これまでの変更点
- ロケットの爆発が薄い天井などを貫通してダメージを与えられる症状を修正した。
- ロケット発射エフェクトが時々、残ったままになってしまう症状を修正した。
- ソルジャーのロケット弾の弾薬数を36発から16発へと削減した。
- クリティカル確率を計画的に増やされないように、爆発武器(ロケット、パイプボム)のクリティカル調整を修正した。
- ソルジャーのメイン武器の弾薬数を16発から20発に増量した。
- この武器のキルアイコンをアップデートした。
トリビア
- この武器は重量型のRPG-7とよく似ていますが、グリップとトリガーハンドルが前後入れ替わっており、後部の排気口や照準がコミカルな大きいサイズになってます。また、PG-2 HEATグレネード弾の改造版のようなロケットを発射します。このゲームに登場する数多くの武器のように、間違いなくその武器がモデルになっていると思われます。
- 多くの方々の想像に反し、なんと実際のロケットランチャーにも一度に4発のロケット弾を装填できるものが存在するのです。ただし、現代でそれが出来るものはマガジン部分が突出しているデザインになってます。ソルジャーが使っているものは第2次世界大戦で「バズーカ」と呼ばれていたものでもなく、本来はロケット弾を一発ずつしか発射できません。
- チームフォートレス2の旧トレーラームービーと現在のゲーム中に登場しているロケットランチャーを比較すると、旧ロケットランチャーはトリガーが前ハンドルに付いており、砲口の部分にロケット弾を装填していました。これに対しゲーム中ではトリガーが後ろのハンドルに付いており、ロケット弾も直接砲身の中へ放り込んでいます。
- ロケットランチャーはもともとTeam Fortress Classicのように1発ごとのリロードが必要でした。それのリロードのアニメーションが今でもゲームデータ内に残っています(ギャラリーを参照)。
- キルアイコンには市松模様の入ったロケット弾が表示されていますが、実際に発射しているロケット弾にそんな模様は入っていません。
ギャラリー
関連項目