どのクラスにも、それぞれいくつかの罵倒(挑発)行為が用意されています。デフォルトではPC版だと「G」キー、XBOX360版(オレンジボックス)だと「X」ボタンで行えます。構えている武器によっていろいろなアニメーションやセリフが用意されておりますが、他のものと同じ罵倒モーションが使われている武器もあります。罵倒行為中のセリフはキャラによって数種類用意された中から専用のものがランダムにひとつだけ選ばれてしゃべります。罵倒行為は大抵相手を倒した後、その相手を嘲笑ったり、自分の勝利を讃える、また言葉通り相手を挑発して刺激させる目的やネタプレイなどに使われており、基本的にゲーム中特別な効果を与えることはこれといってありません。ただし、一部の罵倒には回復効果や相手をスタン状態にしたり一撃必殺(いわゆる罵倒攻撃)できるものも存在します。また、罵倒行為によって解除できる実績もあります。罵倒行為を行う際の注意点は、罵倒実行中、終了するまで一切ほかの行動をすることが出来ず敵に見つかれば一方的に攻撃されてしまうことです(ただし例外として、デモマンの粘着爆弾の起爆は可能です)。ちなみに、この間プレイヤーの視点が主観から三人称に移行します。
水中や空中では罵倒行為を行うことは出来ません。実行中に(パイロのエアブラストなどで)空中に打ち上げられると、強制的に中断してしまいます。また、ヘビーのナターシャに撃たれても中断してしまいます。
スコッツマンズ・スカルカッター、エンジニアのPDA、ジャラテ、エレクトロ・サッパーには罵倒行為が用意されていません。ヘビーのサンドヴィッチは通常使用と同じように三人称視点へと移行し、効果も同様に罵倒で得ることができます。コミュニティ製のアイテムにはオリジナルのモーションが用意されておらず、他の罵倒行為からの流用、あるいは全く用意されていないかのどちらかです。
武器の高速切替え(デフォルトでは「Q」キー)を併用すれば、使用している武器の罵倒を直前の武器の罵倒モーションで繰り出すことが出来ます。別の武器を持ちながら別の罵倒行為を行うことが可能になるのです。しかし、このバグはMann-Conomyアップデートにて修正されてしまいましたが、Robin Walker氏はEメールにて人気があったのなら将来的に復活させる可能性も示していました。
クラス毎の罵倒行為
スリラーダンス
ハロウィーンイベントの間だけ行うことの出来る罵倒行為です。マイケルジャクソンのスリラーを彷彿とさせるダンスが全クラスの罵倒行為に追加されていました。ちなみに、このダンスは罵倒行為が用意されていなかった武器(ジャラテなど)でも実行することが可能でした。基本的にハロウィーンイベントの間だけこの罵倒行為を実行可能ですが、Thunder Mountainにいる隠れNPCは一年中このダンスを踊っていたりします。
メモ
- スナイパーだけ振り付けが他とちょっと違い、彼だけ片足を少し地面から浮かせています。
- デモマンがダンスをしているときは頭だけ動いていません、ずっと前を向きながらダンスをしています。
- エンジニアがフロンティア・ジャスティスを構えているときにこのダンスをすると、なぜかギターの破片が頭上から降ってきます。
特殊な罵倒行為
現在登場している罵倒による攻撃(メディックのオクトーバーフェスト、音楽療法を除く)です。1回のヒットで500超のダメージを与え、相手を一撃で倒せます。
ちなみに、どの罵倒攻撃でもスタン状態中に繰り出すことが出来ます。
お手本
未使用モーション
Valve社からまだ使い道が公開されていない、チームフォートレス2のゲームデータ内に入っている用途不明の罵倒モーションです。どのクラスにもやや満足、やや不満、とても満足、とても不満といった4種類の「ハイ・ファイブ(ハイタッチ)」のモーションが用意されています。最初にソルジャーとデモマンのモーションがWAR!アップデートの時の追加され、続いてエンジニアのモーションがエンジニアアップデートの時に、残りのクラスのモーションがMann-Conomyアップデートの時に追加されました。ハイタッチに失敗あるいは無視された時に不満気な仕草をし、ピッタリ合った時に満足気な仕草をするつもりだったのでしょう。
元となったのは同社から発売予定のPortal2のCO-OPモードに登場するメカキャラ2体による決めポーズからだと思われます。
関連実績
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場外ホームラン バットを使って、敵 1 人を 25 メートル吹っ飛ばす。
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死のスプレー グレネードでプレイヤーを 1 人倒す。
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関連項目