2Fort

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2Fort
Ctf 2fort bridge ss.png
インフォメーション
Variants: Invasion
製作者 {{{map-developer}}}
マップ情報
環境 農業地帯
時間帯・天気: 日中・晴天
マップ画像
Loading screen photos.
マップ俯瞰図
2Fort overview.png

2Fortキャプチャー・ザ・フラッグのマップです。これはTeam Fortress Classic同名のマップのリメイクで、どちらもTeam Fortressの"2fort5"というマップがオリジナルです。2FortはTeam Fortress 2のCTFで一番初めに実装された公式マップでした。また、発売当初からある6つのマップの内の1つです。このマップはおなじ作りをした両チームの基地が向い合わせに建っており、中央をで分断されています。その池の上には橋が架かっており、両チームの基地には城壁があります。ここは、とりわけスナイパーたちにとっては向かってくる敵を迎え撃つのに最適なポイントでしょう。

基地にはそれぞれ3つの入口がありますが、クラスによっては利用しづらい入口もあります。1つ目の正面入り口は地上部分に2つありますが、どちらから入っても大して変わりありません。また、この入口に入るためのスロープは、防衛側にとっては高所から攻撃できるため、有利に立てるでしょう。2つ目の入口は、それぞれの基地の地下を 通る下水道です。この下水道は両基地の1階へ通ずる階段とマップ中央の池につながっており、裏取りに使用されることが多いため、攻防共に重要な地点です。3つ目の入口は城壁から入る方法です。ここは通常のジャンプでは届かないため、特殊なジャンプが使えるスカウトソルジャーパイロデモマンエンジニアのみが利用可能です。また、メディッククイックフィックスを持っていれば、ソルジャーやデモマンをヒールして一緒に行くことができます。

このマップは敵フラッグから味方フラッグまでの距離が長く、また、構造も防衛に有利なように作られています。そのため、とりわけプレイヤー人数が多い場合は、得点するためには並外れたチームプレーが要求されます。

勝利するためには、敵チームの機密情報を規定回数(デフォルトでは3回)奪う必要があります。これは敵も同様ですので、状況に合わせて臨機応変に攻防しなければなりません。

紹介動画

各地点の解説

屋外

  • : この橋は両チームの基地へつながっています。TF Classicの頃と違って、TF2では橋に壁と屋根が取り付けられました。これによりスカウト、ソルジャー、デモマンはそれぞれの基地の城壁から屋根に飛び乗り、その上を走り抜けて、向かいの基地の城壁へ行くことが可能です。ただし、橋の屋根を渡ってくる敵というのはスナイパーのいいカモですので、使用する場合は常に警戒が必要です。また、この屋根は防弾の役割も果たしますから、両基地へと向かう主要な手段となります。
2Fortの上面図
    •  基本的に、スカウトは何の問題もなく橋の屋根に飛び乗れます。しかし、向かいの基地に飛び移るのに失敗した場合は、正面玄関の真ん前に立たされることになってしまいます。また、橋の屋根のふちにはバグがあります。ここからスカウトがダブルジャンプしようとすると、ゲームの仕様上、シングルジャンプ扱いになってしまい、地面に落ちてしまいます。これを回避するには、ふちより一歩手前でフォース・ア・ネイチャーの反動を使うか、あるいはアトマイザーのトリプルジャンプを使う必要があります。
  • 正面入口 : 橋を渡りきると、2つの入口があります。この入口は基地に入るための最短経路です。中に入ると丁字路になっていて、左に直進すると下水道につながる階段があり、直進せずに細い通路を通ると中庭を経由して城壁、リスポーンルームにつながっています(また、この通路の角のところの天井には落とし戸があり、リスポーンルームから降りられます)。右に行くと少し広い通路があり、中庭に通じています。この通路は両チームとも人の往来が激しく、正面玄関から直接中庭に行く最短経路です。エンジニアはここに基地を作って敵を迎え撃つことができるでしょう。さらに、他の狭い通路などとは違い、この通路は広いため、スパイにとっては絶好の隠れ場所になります。見つからずに敵をやり過ごせることでしょう。
  • 城壁 : 城壁はそれぞれの基地の正面二階にあり、その中央はさながら「掩蔽壕」のようなつくりになっています。ここはガラスのはめ込まれてない窓枠と屋根があるため、城壁の他の部分よりも防衛に優れています。この窓からはエリアが一望できます。TF2では、城壁はバルコニーとも呼ばれますが、「スナイパー・レッジ」とか「スナイパー・デッキ」などとも呼ばれます。それだけこの場所はスナイパーたちにとって戦略的優位に立てる最適のポイントなのです。スナイパーは大抵ここで張り付きますが、ここからは2Fortの橋と池の中を除く屋外部分が一望できるからです。この「掩蔽壕」は両基地で左右非対称のつくりになっており、RED側のから落ちると落下ダメージを受けますが、BLU側は受けません。

基地内

  • 下水道 : 両基地の地下には下水管が通っており、につながっています。この下水管は角ばったつくりになっているため大変死角が多く、パイロにとっては絶好の待ち伏せポイントです。この下水管の途中には小部屋があり、構造上下水管の中からこの部屋全体の様子をうかがうことはできません。この部屋からみて池につながる下水管は90度直角に曲がっていますが、基地の一階へとつながる方は直線になっており、それなりの距離があります。この部屋はしばしばエンジニアが張り付いており、彼らはテレポーターで味方をすばやく敵基地内へ送り込むことでしょう。また、下水管を使った進入ルートは、城壁に居るスナイパーに見つからずに済むという利点もあります。しかし、この下水管の狭さゆえにスパイにとっては見つからずに進入するのは困難を伴います。
  • 中庭 : 中庭は1階と2階を行き来する主要経路になります。ここはフェンスで囲まれた屋根のない場所で、正面入り口から入ってきた場合はプレイヤーの右手にメイン・リスポーンルームがあります。ここは三方を木造のでっぱりに接しており、リスポーンルームへ通じるドアからは、機密情報がある部屋へと続く螺旋階段へもアクセス可能です。そして正面入り口へ通じる通路もあります。ここにある階段からは2階へ行くことができます。エンジニアはしばしばこの中庭を主要防衛地点にすることがあります。ここはどのクラスにとっても機密情報室へと向かうのに適した中継地点だからです。セントリーガンを作ることで、機密情報へ突撃してくる敵を効果的に迎撃できるでしょう。特に、城壁部分もカバーできるように配置してやれば、より効果的です。
  • 鉄格子(正面玄関上): : ここは正面玄関から入ってすぐのところで、天井には穴の開いた鉄格子があります。この鉄格子の穴を使うことで2階から直接降りることができるため、正面入り口に急行するプレイヤーにしばしば利用されています。デモマンソルジャーエンジニアスカウトパイロはそれぞれ特殊なジャンプを使うことでこの穴から2階へ行くことができます。デモマンエンジニアといったクラスはこの鉄格子の上で待ち伏せし、敵の侵入を阻止することがしばしばあります。爆発物によるダメージは鉄格子越しにもダメージを与えるためです。
  • 階段部分 : ここは2階にある広い部屋で、メイン・リスポーンルームに隣接しています。また、ここの入口は城壁、鉄格子、螺旋階段の頂上、中庭にも通じています。ここは様々な地点に通じているため、このマップの中でもとりわけ往来が激しくなっています。城壁から進入してきたスカウトたちは、機密情報室に直接通ずる螺旋階段にすぐさま向かうことができます。このエリアはしばしば「干し草の部屋」とか「干し草のあるロフト」などと呼ばれる(巨大な干し草が置いてあるため)か、あるいは単純に2階のロビー部分などと呼ばれます。

基地内主要部分

  • 螺旋階段 : 螺旋階段は機密情報のある地下室へと通ずる2つあるルートの内の一つです。下水道のように、螺旋階段は大変狭く、直角に曲がっています。そのため不意の遭遇戦が起こりやすくなっており、またこの狭さゆえにディスペンサーセントリーガンヘビーなどによって簡単に通行を妨げられます。螺旋階段の頂上は基地の2階に通じており、小サイズの医療キット弾薬ボックスがある小部屋になっています。そしてこの角はスパイの絶好の隠れ場所でもあります。2階からは比較的遠くからでも螺旋階段の様子をうかがえるので、スナイパーはここを通って機密情報を持ち出そうとする敵を排除できるでしょう。
  • エレベーターシャフト : ここは中庭から地下につながる部分です。ここもまた機密情報を盗み出した敵の出口となる場所です。ここがエレベーターシャフトと呼ばれている理由は、TF Classic時代の2Fortのこの部分にエレベーターがあったためです。ここは他にも「裏階段」、「長い方の階段」、「直線の方の階段」、「階段」、「直線のところ」とか呼ばれたりします。
  • 基地の地下 : ここは螺旋階段とエレベーターシャフトの間にあたる部分です。ここは機密情報室に通じており、他にもエレベーターシャフトの近くには再補給ポイントがあります。また、2008年4月29日 パッチにより、地下室中央には中サイズの医療キットと弾薬ボックスが配置されました。これにより、防衛側はより難しく、攻撃側はより容易になりました。
File:TF2 2fort intel.jpg
BLU側の機密情報がある部屋
  • 機密情報室 : ここは機密情報が保管されている部屋で、入口は2つあります。ここが2Fortにおける主要な、そして最終の防衛地点で、主にエンジニアデモマンたちが防衛線を敷いていることでしょう。敵の機密情報を奪取するためには、ここから自陣の機密情報室まで生きて帰る必要があります。機密情報は入口の向かいの角にあるデスクの上に置かれています。防衛側にとっては非常にシンプルなつくりのため、味方メディックによるユーバーチャージの支援無しでは突破は困難でしょう。

戦略ガイド

2Fortの高度な戦略のページを参照してください。

関連実績

Achieved.png 共通実績

猛攻
猛攻
2Fort で完勝する。


ワールドトラベラー
ワールドトラベラー
すべてのマップ(2FortDustbowlGranaryGravel PitHydroWell(CP))でゲームを最後までプレイする。


アップデート履歴

2008年4月29日 パッチ (Gold Rush アップデート)

  • 地下へ向かう通路に中サイズの医療キットと弾薬ボックスを配置した。
  • 螺旋通路の頂上にに小サイズの医療キットと弾薬ボックスを配置した。
  • BLU側基地の城壁のエクスプロイト(いわゆる地底人)を修正した。
  • RED側基地の正面に書かれた「2」の描画の問題を修正した。

2010年2月23日 パッチ

  • BLUのプレイヤーが自分のチームのリスポーンルームのドアを閉じてチームメイトを出られなくできる問題を修正した。
  • BLU側基地の城壁の壁を取り払い、RED側基地と同様のつくりにした。

2011年7月18日 パッチ

  • [非公開] "Grocket"が"2Fortに墜落した。

2011年12月15日 パッチ (Australian Christmas 2011)

  • [非公開] "Grocket"が撤去された。

2012年6月28日 パッチ

  • パイロビジョンを使用すると城壁の壁を透視できる問題を修正した。

2012年8月10日 パッチ

2013年7月10日 パッチ

  • リスポーンルームのドアの不具合を修正した。
  • 地下でエクスプロイト(いわゆる地底人)ができる問題を修正した。
  • BLU側基地の螺旋階段の入口のドアの高さを変更した。これにより、ここにディスペンサーが設置されていても、その上をしゃがんで通り抜けられるようになった。
  • でっぱりの衝突判定を一掃した。
  • 荷馬車の車輪やその他のでっぱりを取り除いた。

バグ

  • Xbox360版とPlayStation3版において、プレイヤーが城壁の窓枠に入り込んだり飛び出たりできてしまう。
  • BLU側基地のリスポーンルーム近くの建物の頂上の角の部分に見えないでっぱりがあり、ソルジャーデモマンはそこに飛び乗ってマップを一望できる。
  • デモマンは粘着爆弾ジャンプでRED側基地の塔に登って空中歩行ができ、そこから両チームの城壁にグレネードを撃ち込めてしまう。
  • 両チームともに相手チームの機密情報を運んでいて、どちらかのチームが得点してラウンドに勝利したとき、一方のチームの運んでいた人は虐殺タイムが始まるため機密情報を落としてしまう。するとその次のラウンドでは、チームカラーの機密情報のシルエットがマップに残ったままになってしまう。
  • リスポーンルームのドアが近くに誰もいないのに開きっぱなしになってしまうことがある。

トリビア

Badlandsの地図
  • GameInformer誌の2010年3月号で、2FortはFPSにおけるマルチプレイ用マップランキングで10位中6位を受賞しました。なお、1位はCounter-StrikeのDustが選ばれました。(Issue 203, page 31)
  • ripten.comによって、2FortはFPSにおけるマルチプレイ用マップランキングで10位中8位を受賞しました。なお、ここでも1位はCounter-StrikeのDustでした。[1]
  • このマップのベータ版はTeam Fortress 2トレイラー第2弾で見ることができます。
  • 2Fortはその名前から、アップデート公式コミック公式動画などでしばしば"Teufort"と呼ばれます。Meet the Directorの公式コミックによれば、"Teufort"はニューメキシコのBadlands(不毛地帯)のどこかにあるようです。その一例をあげていきましょう。
  • 2FortはDuke Nukem ForeverHail to the Icons Parody PackというDLCにも"2Forts1Bridge"の名前で登場しました。
  • 2Fortの橋の上には元々屋根がありませんでした。
  • Meet the Spyの舞台は2Fortをちょっと改造したバージョンです。Alarm-O-Tron 5000(Double Crossでみられるものと同じ)が追加されていたり、機密情報室にドアが取り付けられたりしています。
  • 2FortはWorms: Reloadedに要塞の1つとして登場しました。

ギャラリー

参考リンク

関連項目